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(てんじんちぎのもり)絵を描くにあたり題材となった風景、気になった風景などを紹介していきます。

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冬の木を描く

EGON SCHIELE(エゴン・シーレ)の様な絵を描きたくて、生意気にも挑戦してみました。今から7、8年前の事です。
しかし…僕にはとても無理でした。まあ当然と言えば当然ですが。

高校生の頃、名古屋でシーレ展を見て圧倒されました。
それ以来、未だに僕はこの人の絵に憧れ続けています。

シーレの絵には、彼の生きていた1900年前後のオーストリアの時代背景、歴史と文化、彼の生い立ち…様々なものが自然とにじみ出ている様に感じます。彼は28歳で亡くなっていますので、実際に画家として活動した期間はわずか9年。その間作風は、もちろん変化はしているものの、ほとんどぶれる事無く終始一貫していると思えます。

凄い…感服です。

僕は、シーレをきっかけにドイツ語圏に興味を持ちました。オーストリアに住んでみたいと思いました。生活に追われ“若くして移住”の夢は叶いませんでしたが、まだ諦めてはいません。シーレやクリムト、モーツァルトやベートーベンを産んだ文化を肌で感じてみたい。そこで『芸術の謎』の答えの一つも拾って来られたら幸せなのですがね…。

今、Tokio HotelのMonsoonを聞きながらこのブログを書いています。彼らはドイツのバンドですね。まだ若いのに、切なくて哀愁があって好きです。最近良く聞いています。

シーレにインスパイア(笑)されて9年前に描いた絵が↓です。

恥ずかしい限りです。とてもかないません。自分の絵を確立出来るよう、これからも頑張ります。

auf wiedersehen
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